子供2人と荷物ではインプレッサが手狭になってきたので、それより大きな車への乗換えを決意。
販売各社からパンフレットを取り寄せ、週末はディーラー巡りの日々を送っていた。
その中で、最有力候補となったのがスバルの新型フォレスター。
インプレッサからお世話になっているディーラーで、新型としてはありえない値引きを提示してきた。
嫁も試乗をし気に入った様子であり、この時点では90%フォレスターに決まっていた。
結構な値引額ではあったがちょっと高いという印象だったので、1週間の猶予を貰うこととした。
状況が一変したのは、スバルへの回答を翌日に控えた日だった。
嫁がTVで『マツダプレマシー 188万円から』というCMを見て、
「そういえば、マツダってまだ行ってなかったね。行ってみようか」と言い出した。
まぁ、見るだけならタダだし、いろいろ見てみるのもいいかもと軽い気持ちで近所のマツダディーラーへ出かけた。
そこでプレマシーを見に来た旨を伝えると、妙に慣れ慣れしい(よく言えば親しみやすい?)営業マンが応対してくれた。
マツダはメーカーに申し込んでもカタログを送ってこなかった(怒)ので、車の説明を納得行くまでたっぷりしてもらった。
その後、見積もりを作成してもらうと300万円を超え、完全に予算オーバー。
「これじゃプレマシーは無いね」と嫁と話しつつも、営業マンが勧めるのでとりあえず試乗へ。
車の作りはしっかりしていて、ミニバンだけどこれなら乗り換えてもいいかなと漠然と思った。
途中で嫁と運転を変わり、嫁でも運転できることを確認した。
試乗から戻って、本格交渉の開始と気合を入れていたら新たな見積書が提示されて嫁と顔を見合わせた。
フェアでも何でもない平日の午後なのに値引額がいきなり55万円オーバー。
直球勝負をしてきた。
「またマツダ車に戻っていただけるなら頑張ります。」との営業マンの弁。
そういえば、車の説明を受けている時、以前アテンザに乗っていたと雑談したっけ。
予算的にはこれでクリアになったが、即決は避けたいので1日でも猶予が欲しいと申し出るも
「値段も出てるし、今日決めて頂きたいです」と営業マンも譲らない。
それなら、落ち着いて考えようと持久戦となった。
さらに値引きができるか少しずつ探ってみるが、どうやらこれが限界の様であった。
嫁は電動スライドドアと自分でも運転できる手ごろなサイズがいたく気に入った様子。
値段もフォレスターとは勝負にならないくらい安くなったので気持ちはプレマシーに傾いたようである。
「私はフォレスターよりこっちがいいかも。あとはあなた次第」と決定権は私に一任されてしまった。
今までスポーツ系の車を乗り継いできた私がミニバンに乗ることに抵抗を感じ悩んでいると
「それでは、好きなオプションを1個つけますので、決めちゃいましょう。」と営業マン。
値段で悩んでいると勘違いしてくれたようである。
じゃぁ、高いやつをということでフォグを付けてもらうこととした。
最終的には「お子さんがいるなら、この車で間違いないです。」という営業マンの一言で決心し、ハンコを押した。
ディーラーを後にしたのは、午後8時。
コーヒー5杯、5時間に渡る交渉となった。
その後、納車までの間代車も貸してくれ、ことあるごとに営業マンが連絡を来れるので安心して納車を迎えられます。
ひょんなことから、プレマシーを選択したけどこの決定に間違いは無い!
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