【1.はじめに】
マイナーチェンジ前から、プレマシーを考えておりました。
理由は、家族構成が夫婦+子供1人であり、以下のような問題を感じていました。
■当時の車(TOYOTA PRIUS2004年10月購入)では荷物が入りきらない
■チャイルドシートがついているので、大人は運転者込みで3人しか乗れず、実質的には4人乗りの状態であった。
■スライドドアではないので、狭い車庫で子供をチャイルドシートへ乗せるのが大変であった。
■子供はもう一人欲しいと考えていたが、当時の車では手狭であると感じた。
(将来的に、チャイルドシート、ジュニアシートを後ろに並べて、大人が2人前に乗るということになり、子供の世話ができないと考えていた。)
そこで、検討の対象にしたのが、TOYOTA ISIS(アイシス)、MAZDA PREMACY(プレマシー)の2車種でした。
【2.私の交渉スタイル】
意外に思われるかもしれませんが、私の交渉スタイルは
『出せるお金は最初に伝えておく』
というものです。
今回だと、『下取り車(TOYOTA PRIUS2004年10月購入)を出して、現金の差し引きが100万円でないと買わない、買えない。』、と言い交渉を開始しました。
利点は1つですが、大切なことだと考えています。
■面倒な値引き交渉は不要 → 条件にあわないと買わない
意味の無い腹の探り合いを時間をかけてやっても無駄ですし、ディーラーも本気になってくれます。
【3.交渉のための武器】
交渉のために用意した武器は以下のとおり。
■他社のライバル車の見積り(今回の場合はISIS)
⇒個人的には、ISISよりプレマシーが気に入っていたので、本当に材料でしかありませんでした)
■マツダの別の店の見積り
⇒近所にマツダ車を扱う正規ディーラーがあったので、購入した店では、「よっぽどのことがない限り買わない」と断言していました。
■自分なりのアタリ
⇒車両本体価格が2,195,000円を踏まえると、下取り車と合わせて現金1,000,000円は、そんなに無茶な話ではないと考えていました。極論すると、オプション代は全て負けさせるというのが今回の目標でした。
■本当の予算
⇒「100万円!!!」と言ったものの、120万円位は仕方が無いかなと思っていました。もし、100万円で買えるとありがたいと思っていましたので、最後まで、120万円が本当の予算とは言いませんでした。
【4.ディーラの話を信じてみる】
よく、「決算期は安く買える」ということを耳にしますが、本当にそうなのでしょうか。
ディーラーの話によると、決算期も安いけど、販売店によっては、目標台数に届かなかった月とか、在庫車を抱えてしまい、なんとしても売り上げたい時が決算期以外にもあるそうでした。
実際、私の場合も、「100万円でないと買わない!!!」と言い張っていたので、「今はムリですが、その時期が来れば連絡します。予め、車種・色・オプションを教えて置いて欲しい。」というような形で、暫くディーラーからの連絡を待つことになりました。
【5.落としどころ】
いざ、連絡(実際はダイレクトメールが来ましたが)を受けて、ディーラーに赴いて見ると、「お客様大感謝祭」とあり、値引き金額が「5%」である旨、表示されていました。
話を聞くと、「7%」までは値引きが可能ということでした。
「そんな話興味ない」
「100万円で買えるの?」
ということを伝えました。
その後、ディーラーが持って来た見積りには、150万円位の金額が記載されていました。
「流石に100万円は厳しい」とのことでした。
ここまで来て、嘘は無いだろうと思い、本当の予算に落とし込むように方針を変えました。
金額は決まってましたが、わざとカミさんに連絡を行い相談する素振りを見せたりなんかして・・
「それでは、120万円なら買いましょう!!」と言いました。
それを受けてディーラーは、「その旨、一筆入れて欲しい。でないと見積りも上司の許可が出ない。」とかなんとか言ってきたので、言うとおりにしました。
それで持って来たのは1,299,000円というものでした。
「9,000円は無いでしょう〜。」と言い、結果として、1,290,000円で決着しました。
まだまだ、行けたのかもしれませんが、私としては100万円から120万円の範囲と考えていたので、交渉結果には満足しています。
【6.購入後の感想】
電動スライドドア、HDDナビ等の快適装備はもちろん、取り回しや走りには全く文句がありません。
車庫入れは、PRIUSよりもやり易い、とすら感じます。
大人4人と子供1人(チャイルドシート付き)でもなんの窮屈もありません。
子供がもう1人増えても問題なしの状況で、この車は本当に気に入ってます。
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