これまで乗っていたファンカーゴの車検を3月下旬に控え,もう一度車検し20万キロまで走るか,新車を購入するかを悩んでいました。ファンカーゴは,価格的に安く,燃費も良く,荷物も沢山積むことが出来,とてもお気に入りの車でした。しかし,現在は生産はされてなく,それに代わる車は見当たりません。
新車を購入することに決めたのは,昨年に生れた子供の存在と,妻が「実家の母も誘って,車で家族旅行したいね。」と言った一言でした。そのためには,少しゆとりのある車でなければならないと思いました。
私はこれまでトヨタ一本で車を購入してきました。カリーナ,カリーナED,エスティマ,ヴィッツ,ファンカーゴとその時々の気分で車種を変えてきました。価格も営業マンの言うがままで値引きもどれほどあったか気にもかけませんでした。
今度も初めはトヨタのシエンタを購入しようと決めていました。ファンカーゴに似ていて少しゆとりがあるからです。そして排気量1500cc,燃費18km以上,カーナビ付き,予算は下取りを入れて200万まで。
ディーラーには妻を伴い見に行きました。妻はシエンタのスライドドアを気に入り,見積もりを出してもらいました。HDDナビなど必要なものを付けると,想像以上に高額になりました。値引きもさほどありません。ファンカーゴの下取り価格は3万円でした。そこで他のメーカーの車も見てみることにしました。
ホンダではモビリオを見ました。モビリオは5月にフルモデルチェンジをするらしく,20万の値引きと10万の下取り価格をつけてくれました。モビリオは,スライドドアでナビは標準装備でした。こちら側の条件は満たしてます。気持ちはモビリオに傾きました。
日産では,キューブキュービックに惹かれましたが,スライドドアではないので諦めました。
マツダでは,シエンタやモビリオ,キューブのような車は見当たりませんでしたが,妻が展示されていたプレマシーに目を留め,営業マンに説明を求めたのです。
グレード的にシエンタなどより上で燃費も悪く,私は購入するつもりはありませんでしたが,妻が是非とも見積もりを出して欲しいと希望し出してもらいました。欲しいオプションをつけての総額は282万円でした。下取りを含めての値下げ価格は240万円ということでした。
一週間後,ホンダとマツダから電話があり,10万ずつさらに値下げするということでした。この時,プレマシーの見積もりの中に,泥除けがなかったのでそれをつけることも求めました。妻はプレマシーを強く押すこともあり,私の中でも予算はオーバーするものの決めることにしました。そしてその一週間後ディーラーに行き,更にフォグランプも付けての契約となりました。
私は根が小心だということと,車検切れまでに新車の必要性があったので,この程度で満足しましたが,時間が十分あり駆け引きの上手な人であれば,あと10万円は値下げできたのではないでしょうか。
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